『最初はパー』8話ネタバレあらすじ感想「大団円!大黒芸能の卒業ライブ」

ジャニーズ大人気グループSixTONESのジェシーさんの主演ドラマ「最初はパー」。ジェシーさんは地上波ドラマでの初単独主演という記念すべき作品です。

イケメン・ジェシーさんが大笑い養成所でプロのお笑い芸人を目指すという新感覚ドラマに目が離せません。

ドラマ「最初はパー」12月16日(金)放送の第8話(最終話)のネタバレあらすじ感想についてまとめました。

『最初はパー』7話ネタバレあらすじ感想「澤村を訪れるコワモテの見舞客」

2022.12.10

ネタバレ『最初はパー』8話「大団円!大黒芸能の卒業ライブ」

ネットで批判していた犯人が判明

突然、吐血した澤村(市川猿之助)、寄り添う豪太(ジェシー)。

時はクリスマスとなります。大黒芸能お笑い養成所では、クリスマス卒業ライブが開催されます。控室では生徒たちが「TVに出るチャンス」と、みんな浮足立ちます。

そこに鬼講師・相田(小籔千豊)が現れます。ネットで、ここ、大黒芸能をたたいていた犯人が分かったと言い出します。そしてその犯人とは「俺だ!」と。生徒たちに、疑心暗鬼になったのではないか?自分の相方に疑念を持っただろうと問いかけます。

それでもここにいる、相方を疑っても、最終的には信じこと、これが運命共同体ということだと相田は最後の授業をシメます。

この言葉は生徒たちの心にしみました。みなそれぞれ相方という運命共同体と最後のネタ合わせをしていました。豪太も然りです。「行きますよ、澤村さん」と豪太は声をかけるものの・・・。

鬼講師・相田、実は・・・

卒業ライブ開始の時間がやって来ます。太田黒校長(田山涼成)の養成所を閉めると言うことから始まり、自分の生徒たちのことを思っての相田のあいさつで幕を開けます。

生徒たちのライブが始まります。すみれ(賀喜遥香)がトップバッターを務めると、いつもと違い、相田の口元が緩んで、優しく柔らかい笑顔でした。2番手の「似たようなもん」、3番手「もずくとオクラ」も同様でした。

一方、「イケメンメン」の2人は通路で、音楽プロデューサー・マイケル寺内(神保悟志)からスカウトされていました。

彼ら2人は相田の言葉「どっちつかずはダメ、1本で行け!」との言葉に動かされ、マイケルからのスカウトをキッチリ断り、「お笑い1本で行く!」と伝えるのでした。この様子を陰ながら見ていた相田は嬉しそうにほほ笑みます

澤村の願い

豪太とすみれが控室にいました。彼女は「みんなともお別れですね」と切り出します。そして「本当に政治家になるんですか?」とすみれは豪太に質問。そのように父・周郎(橋本じゅん)と約束をした豪太に対して、すみれは「バックレちゃえばいいじゃないですか」と言うのでした。

すみれのこの言葉は、澤村が豪太に言ったことと同じなのでハッとします。そして豪太に澤村の回想が。澤村は、父親は息子がやりたいということをやめさせようとはしない、真剣に頼めば絶対に大丈夫だと伝えていました。

そして、もしも自分がいなくなった時のことを話し始める澤村。澤村の代わりはいないと伝える豪太でしたが、澤村は自分が亡くなった後も、豪太にはお笑いを辞めて欲しくないことを伝えるのでした。

現実に戻り、すみれの身の振り方を豪太は問います。すみれは「結婚する、家庭を持とうと言っている幼馴染がいて・・・」と言い始めますが、これはフェイクで、最後に自分に残ったのは「お笑い」だと伝え、お笑いの世界で頑張ることを話すのでした。

全てが良い方向へ

「プライド廃棄物」の出番です。お笑い養成所をやめたオコチャ(トミサット)を見た相田はスマイル。オコチャはお笑いを辞めて、自分の国に帰ると言っていましたが、公園で野宿をしていたのでした。

再び3人でコントをすることに。舞台では、どこからとなく、スマホの着信音がなってしまいます。しかし、このアクシデントをも自分たちのネタにしてしまう「プライド廃棄物」これを見た相田はサムズアップ!

なっていたスマホは生徒たちの控室にありました。市毛(迫田孝也)のスマホです。市毛に電話をしてきたのは、元妻のさやか(雛形あきこ)でした。2人は大黒芸能の玄関で会います。そして最後にはさやかは「家に戻ってくれば」と温かいまなざしで市毛に言うのでした

「最初はパー」の晴れ舞台

豪太が控室に一人でいると、そこに正野(レイザーラモンHG)がやって来ます。一人しかいないので正野は「ピンなのか?」と訊きますが、豪太は「コンビです、今、相方は席を外しているんです」と話します。

今度は豪太が質問。アパッチボーイズ解散について訊きます。さらに相田との復活が気になり、この点を訊いてみると、正野は難しいことを話すのでした。そして正野は控室を出て行きます。

また控室で1人になった豪太は回想にふけります。澤村のいなくなった病室で、1人で呆然としていると、看護師がやって来て「もし澤村に何かあったら、相方の豪太に渡してくれ」と言われた封筒を豪太に手渡します。豪太が封筒を開いてみると、その中にはDVD―ROMが入っていました。

現実に戻り、舞台では、「最初はパー」の出番。澤村の家族、そして豪太の父・周郎も会場に現れます。豪太が舞台に上がって来ました。彼の横には液晶TVに映った澤村。この状態で漫才が進みます。

生徒たちの泣きながらの笑顔&会場の観客もはじけるような笑顔でした。全てを終えた豪太は、感慨深そうに会場を見渡します。そして舞台を降りようとしたその時、豪太に、澤村の呼び止める声が

録画には漫才のネタだけではなく、その先があったのです。そこには、相田の横暴な態度にはダメ出しをしたものの、たった一つ、豪太と合わせてくれたことに感謝する澤村がいました。

そして正野とコンビを組むようにとのメッセージ。最後には、生徒たち全員に声をかけ、妻・真由美(映美くらら)と娘・桃子(松岡夏輝)にも。そして豪太にメッセージ「生まれ変わってもまた俺の相方になってくれ」

豪太には涙が流れます。一礼し、舞台を降りると会場は拍手喝采。

冷徹な政治家が見せる優しい父親の顔

控室に戻った豪太は、澤村の写真の前で「お疲れさまでした、バカウケでしたよ」と。すると入り口に周郎が現れます。「何が面白いのだか私にはちっとも分からなかった」と切り出します。

「あんな調子で選挙演説してもらっては困る、お前はお笑いの世界でユーモアを学びなさい」と、息子・豪太のお笑いの道を許すのでした豪太を抱きしめて、「豪太、頑張れ」と息子の夢を応援する父親の顔になっていました

羽ばたいていく生徒たち

お笑い養成所がなくなった後の生徒たちの様子が語られます。お笑いだけでなく、さまざまな分野で、みな活躍しています。豪太は1人漫才というジャンルを開拓。悪戦苦闘中です。1人漫才の練習を始めると、澤村の幻が豪太の前に現れます。2人で漫才をして終幕に。

感想『最初はパー』8話「大団円!大黒芸能の卒業ライブ」

オープニングでの豪太の様子や、澤村がいないことから、そういうことなんだなぁ~と寂しさを感じていました。実際に澤村がこの世からいなくなっていると描かれたシーンが出てくると、薄々分かっていてもやっぱりショックです

「最初はパー」のライブシーンは見逃せません!豪太の横には液晶TVがあり、その中には生前に残していた、ネタを披露する澤村の顔のアップに、「TVに出るってそういうこと?」とツッコミどころで、若干笑えます。

漫才が終わったと思ったところから、キましたね~ここで泣かせてくれるのか!って感じです。全てが終わり、舞台を降りようとしていた豪太にサプライズ。そのあとがあったのか!って感じでした。

「生まれ変わってもまた俺の相方になってくれ」!と澤村が残した言葉にはガツンと来ます。それから豪太を演じるジェシーさんの涙が一筋、頬を流れ落ちるカットは何てきれいなんだろうって思っちゃいます。まさにミケランジェロの『ダビデ像』のようです。

鬼講師で、傷つくことしか吐いてこなかった相田が、卒業ライブでは人が変わったように、生徒たちのネタを見ながら優しくほほ笑むっていうのもグッときます

また、豪太の父・周郎もそうでした。豪太の夢を後押しするように遠回りに言って抱きしめるシーンは刺さりますよ~



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