『最初はパー』1話ネタバレあらすじ感想「異色お笑いコンビがここに誕生」

ジャニーズ大人気グループSixTONESのジェシーさんの主演ドラマ「最初はパー」。ジェシーさんは地上波ドラマでの初単独主演という記念すべき作品です。

イケメン・ジェシーさんが大笑い養成所でプロのお笑い芸人を目指すという新感覚ドラマに目が離せません。

ドラマ「最初はパー」10月28日放送の第1話のネタバレあらすじ感想についてまとめました。

ネタバレ『最初はパー』1話「異色お笑いコンビがここに誕生」

鬼講師・相田

ここはお笑い養成所「大黒芸能」。「コップの水かけられて一言」というお題にチャレンジしていく生徒たちは次々と撃沈して行きます。原因は講師である相田(小藪一豊)。ボケる生徒たちに対して、厳しく、そして淡々とダメ出しし、追い詰めていく鬼講師なのです。

追い詰められる生徒たちも濃いキャラが勢ぞろいしています。そんな中に、主人公の利根川豪太(ジェシー)はいました。

そして豪太がボケを披露する順番がやって来ます。何もできずにいる豪太は何度も相田に水をかけられていると、相田に対して怒鳴る人物が登場!闇社会で生きてきたコワモテの男、澤村銀平(市川猿之助)です。

勢い込んで相田に啖呵を切ったのですが、相田の言葉の数々に撃沈。さらに全員に対して相田はきっぱりと言い切ります。「お笑いではメシ食えん!」と。ざわつく生徒たち。そして多くの生徒は「スターになれないのか」と、入所した時の希望を打ち砕かれます。

結局、売れるか売れないかは「運」を持っているかいないかだと言う相田。「運」を試すためにじゃんけん大会をすることに。すると勝ったのは豪太でした。運があるかもしれない豪太は成功できるのか?

お笑いを目指す理由って?

講義後に、生徒たちがぐったりしている中、木島大和(青木柚)が相田の経歴と過去の不祥事を口にします。すると突然、市毛稔(迫田孝也)が大喜利のお題を提示。生徒たちは食いつきます。

なんとなくここにいる豪太は彼らの迫力に圧倒されます。そして芸人を目指している理由をみんなに問います。

まず市毛が半生を話し出します。彼は親の敷いたレールに乗り、高級官僚にまでなりますが、それを辞めてお笑いの世界に。豪太をはじめみんなは驚きます。なんせ、人生安泰の高級官僚を捨てたのですから。たった一度の人生と応援していた妻も、最後には出て行ったと。

これを聞き、豪太は自分の身の上を思い返します。彼も父親の敷いたレールに乗るよう強要されていたのです。しかも父親というのが圧倒的な存在感とリーダーシップを持っている政治家の利根川周郎(橋本じゅん)なのです。周郎は豪太に地盤を継いでほしいと思っていましたが、豪太は反旗を翻します。

次に木島の話が始まります。すると今後は、自分が何のために生まれてきたのか?と豪太は回想に入ります。何をやっても中途半端と自覚する豪太なのでした。

そして今度は雨宮すみれ(賀喜遥香)の番に。「今までの自分とは違う自分に生まれ変わりたかった」と切り出します。かつての自分のように引きこもった人たちに元気をあげたいと。

豪太の順番がやって来ます。再び回想シーンに。これをやりたい!という信念はまだないのですが、駅前でもらったお笑い養成所のチラシを周郎に手渡します。カチンと来る周郎に対して、「運命かもしれない」と豪太は言い出したのです。

激怒する周郎。「自分の人生は自分が決めます」と豪太は啖呵を切ります。その勢いで、養成所に入ってしまいましたが、自分の道を見つけられるのか、不安が頭をもたげます。

望まない方向へトントン拍子に話が・・・

廊下では、澤村が下田富士夫(西洋亮)にコンビを組むことを強要していました。下田は当然嫌がっています。そこに豪太が通りかかります。反社のいでたちの澤村から逃げていく下田。すると澤村が次に目を付けたのが豪太でした。

自分と同じ派手な色のジャケットを用意していて、さりげなく豪太に着せます。コンビ結成を阻止したい豪太、しかし澤村はグイグイ来ます。

やがて相田の講義が始まります。実際にやってみて初めてできるようになる、だから一歩目を踏み出せと相田が訴えます。準備ができていないほとんどの生徒に対して、相田は、その場で切り返しやネタ中のアクシデントに対応する瞬発力がお笑いには必要だと。

勢いづく生徒たち

生徒たちが居酒屋で親睦会を。相田が「コンビを組んで、ネタを披露してもらう」との一言で、生徒たちは相方を決めることになります。すると澤村はくじ引きでコンビを決めようとしますが、すでにほとんどの生徒たちの心は決まっていました。

ピンでやりたい人や、お笑いの方向が似ているのでコンビを決めていた者たち、それからトリオの者も。いつの間にかほとんどのメンバーがくっついていたのです。そして、残っているのは豪太と澤村のみ。

嫌がっていた豪太でしたが「僕たちもやりましょうよ」と声をかけます。この言葉に澤村はいたく感動します。本心なのか、ピンで恥をかくより、コンビで恥をかいた方が・・・と豪太は口にするのでした。

それでも最後には「みんなで成功しましょう」と声を上げる豪太。生徒たちは大盛り上がりになります。

絆深まる2人

豪太とコンビを組めることになり、ご機嫌な澤村は、豪太とともに街角を歩いていました。すると豪太の肩に若者の肩がぶつかります。若者はいちゃもんをつけてきました。澤村がその様子を見て、しゃしゃりでます。すぐさま若者は澤村を殴る展開に。

澤村の怒りは頂点に!手を出そうとする澤村を止める豪太。暴力沙汰を何とか止めたいところ。「♪カッコー(過去)♪」と澤村の耳元で『静かな湖畔』のメロディーをささやきます。そして耐える2人。若者たちにフルボッコにされてしまいます。

ボロボロになってしまった2人は大の字で語り合います。2人の絆が強くなった瞬間でした。

異色コンビ「最初はパー」誕生

そして新しい1日が始まります。前向きになった生徒たち。しかし、講義が始まると相田の容赦ない言葉が飛び交います。相田は生徒たちに勘違いしていると突きつけます。「おもろい=笑える」ということ、これが間違っていると。彼が伝えたいのは「興味をひけ!」ということでした。

そしてネタ披露の時間になります。トップバッターは豪太と澤村。2人で考えたコンビ名は「最初はグー」でしたが、相田の気の利いた一言で「最初はパー」に。コンビ誕生の瞬間でした。

感想『最初はパー』1話「異色お笑いコンビがここに誕生」

何も情熱を傾けることもなく、何をしても長続きしない中途半端な主人公・豪太が、いきなりお笑いの養成所に入るという展開は、ある意味「すごい」って感じました。自分だったらできないなぁ。

でも、演じているジェシーさん、本人はあれだけクセがあるのに、豪太を演じている時は、透明感があるというか、空気のようと言うか、別人のようになっている姿には驚きました。ジェシーさん、かなり良いです♪

相方になる市川猿之助さんのクセ強の演技も圧倒されますね。期待通りの面白さです。

中途半端な若者・豪太と、もと反社でかなり強烈なコワモテの澤村がコンビを組む瞬間は、見逃し厳禁です!めちゃめちゃこみあがるものがあり、感動的です!

それまでは澤村とコンビを組むことなんて・・・と思っていた豪太が「やりましょうよ!僕たちも!」と口にするところも感動的ですし、その直後の澤村がとても良い。もう表情だけで心に刺さります。

親睦会ののち、若者たちにフルボッコにされるシーンでのキレる寸前の澤村を豪太がいさめる様子、その後の2人の絆が強くなって、少しかもしれませんが、分かり合えたようなシーンは何だか心をギュッとつかまれます。

この2人が今後どんな障害を、力を合わせて乗り越えていくのか、楽しみですね。



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