『最初はパー』6話ネタバレあらすじ感想「ガンに立ち向かう澤村のために」

ジャニーズ大人気グループSixTONESのジェシーさんの主演ドラマ「最初はパー」。ジェシーさんは地上波ドラマでの初単独主演という記念すべき作品です。

イケメン・ジェシーさんが大笑い養成所でプロのお笑い芸人を目指すという新感覚ドラマに目が離せません。

ドラマ「最初はパー」12月2日(金)放送の第6話のネタバレあらすじ感想についてまとめました。

ネタバレ『最初はパー』6話「ガンに立ち向かう澤村のために」

豪太、「まゆたん」のところに行く

豪太(ジェシー)はステージ4のガンを患っている相方・澤村(市川猿之助)のことを思い、澤村の妻・「まゆたん」こと真由美(映美くらら)に会うため、彼女が勤めている幼稚園に会いに行きます。

先日、澤村から「仕事でしばらく日本を離れる」と電話をもらっていた真由美は、澤村が言っていることは「嘘だ」と分かっていました。豪太は澤村が入院していることを伝えます。さらに、今はそっちの世界(反社)とは縁を切っていることも。

では、何をしているのか?と問う真由美に対して、お笑い養成所に通っていることを豪太は伝えます。そして澤村の一念「娘にTVに出ているところを見せたい」ということも。

すると澤村の娘・桃子(松岡 夏輝)を連れて市役所福祉課に勤める野々村(霜降り明星・せいや)が2人の前にやって来ます。澤村の気持ち「奥さんと桃子ちゃんに会いたいんですよ」と伝える豪太でしたが、野々村は「極道なんかとは縁を切った方がいい」と断固拒否でした。

今は足を洗ってまっとうに生きていし、相方・澤村のことを悪く言うやつは許せない豪太を一触即発の場面を迎えます。そんな2人を真由美が止めます。真由美は一度、野々村と桃子に席を外してもらいます。

2人きりになったところで、豪太はもう一度「澤村に会いに来て欲しい」と伝えます。しかし、真由美の答えは「お断りします」。さらに、ステージ4のガンで、手術することも伝えますが、やはり真由美の答えは「NO」でした。食い下がる豪太に、真由美は自分の思いを伝えます。

澤村が娘にTVに出ているところを見せたいと言っていたこと、だからそれまで待つ!と。それまでお見舞いに行かない、約束を守って、死ぬなんて許さないと涙ながらに語るのでした。

鬼講師・相田の衝撃発言

養成所では鬼講師の相田(小籔千豊)の講義が今日も始まります。いつものように上から目線のダメ出しですが、ネット上の誹謗中傷の数々にさらに輪をかけてムカつき、横暴な態度でした。

裏切り者が生徒たちの中にいると思っている相田に対して、豪太は「生徒を信じないんですか?」と。「(豪太の気持ちは「信じる」というものではなく)期待しているだけだ」ときりすてる相田。

相田はさらに「誰にも何にも期待しない」と。期待しなければがっかりすることもないと付け加えます。そしていよいよ生徒たちに現実を突きつけるのでした。(この大黒芸能への)期待値を下げるか、よその養成所に行けと

進む「豪太正解デビュー」計画

一方、豪太の父・周郎(橋本じゅん)は、着々と豪太の政界デビューを画策、根回しをしっかりと進めていました。

自分の目で見たんですか!?

豪太は一人屋上で、ネタをノートに記していました。そこに市毛(迫田孝也)がやって来ます。澤村の体調が悪いことを話し出す市毛。病院で澤村を見かけたことを伝えます。

隠しておきたかったようですが、豪太は澤村が手術すること、復帰したら漫才に全力で取り組むと意気込みを語ります。

これに対して、市毛は今後どうしようかと考え始めていたのです。夢をかなえるために今までの人生を捨てて来た市毛ですが、夢と現実とのギャップに苦しみ、お笑いを辞めようかと後ろ向きになってしまいます。

お笑いの世界を自分の目で見たのかと問い詰める豪太。話を聞いただけであきらめるのではなく、自分の目で見て納得したものしか信じないと豪太は語ります。それはこの先の未来も・・・と。

それぞれの悩み

休憩中の相田に、アパッチボーイズ解散発表の記事が目に入って来ます。TVではワイドショーで速報が流されていました。豪太と澤村はリモートでネタの打ち合わせをしていました。ひとネタ練習した後、2人ともしみじみした感じに。

肝臓道場では、3人コンビ「プライド廃棄物」の1人、オコチャ(トミサット)が、他の2人が止めるのも振り払い、帰国すると出て行ってしまいます。

翌日、豪太が養成所の休憩室にいると、すみれ(賀喜遥香)が現れ、アパッチボーイズの解散を伝えます。相田が正野(レイザーラモンHG)と復縁し、コンビ再結成をするのでは?と言い出したところに、相田が現れ、「再結成はない」とぴしゃり。

お笑い芸人として売れたら売れたで、周りが本人の意思とは違うところに祭り上げてしまう、そんな世界が嫌で相田は芸人から身を引いたのでした

相田の講義が始まると、また一人、欠席人数が増えていました。帰国したオコチャです。悲しむ間もなく、授業・生徒たちのネタ披露が始まります。相田はいつものようにビシビシとダメ出し。

そんな中、一人の男が現れます。相田の元の相方であり、アパッチボーイズを解散発表したばかりの正野です。相田が正野を邪険にする態度を取ってはいたものの、彼らのやり取りがどんどん漫才のようになっていきます

生徒たちは感動。この現場を目にした豪太は、仲違いをしていた相田と正野の20年間があっという間に縮まったと感じました。改めて豪太は「お笑いっていいなぁ、相方っていいなぁ」と心底そう思ったのです。

講義が終わり、部屋に戻った豪太は、澤村との思い出をしみじみと思い出すのでした。相田も1人で、かつて正野とコンビを組んでいたころのVTRを見ながら、昼間のことを思い出していました。正野はクラブで寂しさを紛らわせるように派手にカネを使ってはいるものの、どこか憂いの表情を見せるのでした。市毛もこっそりと隠れて、元妻と娘の姿をのぞき込んでいました。

翌日、豪太が休憩所にいると、すみれが顔を出します。豪太が思い詰めている様子なので、心配します。豪太を元気づけるように言うすみれですが、自分の今までの人生で心配されたことがないと涙を流し始めますこれからは養成所の仲間がいる!と豪太は伝えます。

2人は手を取ってお互いの目を見つめ、はたから見たらいい雰囲気モードに突入。そんなときに罵声が!いつの間にか、この場に相田がいて、豪太とすみれに罵声を浴びせるのでした。言いたいことだけ言って相田はその場を去って行きます。去った相田の様子を思い出し、2人は小さくほほ笑むのでした。

その時がやって来る

澤村の手術開始の時が来ます。手術室に向かう澤村の前に、豪太がやって来ます。澤村は「じゃあ、ちょっくら言って来るわ」と。「いってらっしゃい」「待ってます」と豪太。「了解」とおどける澤村。そして豪太は、ガンと闘うため手術室に向かう澤村を見送るのでした。

感想『最初はパー』6話「ガンに立ち向かう澤村のために」

「いいなぁ~」としみじみと感じられるシーンがいくつかあり、印象的でした。

だんだん現実が身に染みて分かって来た、大黒芸能お笑い養成所の生徒たちが一人、また一人とドロップアウトしていく中、アパッチボーイズを解散した、相田の元相方・正野が現れてからの相田とのやり取りが、どんどん漫才のようになってきて、これを見た豪太の感想がしみじみとした実感があって、何だか心に残りますよ~

すみれとのシーンもそうですね。今まで自分のことなんか心配してくれる人なんていなかったと告白するすみれに、豪太の言葉は何と力強いことか!

それから相田も気になりますね~。お笑いの世界を上り詰めた時の景色に嫌気がさしてやめた相田ですが、何だか復活、ありそうですね。

気になると言えば、豪太の父で国会議員の周郎の様子も気になりました。これまではフィクサーっぷりが超目立っていたので、ヒール役かと思っていましたが、豪太の選挙用ポスターを手にしての感慨深いような表情、何かあるな?と思わずにいられませんでした。もしかしたら、彼なりの愛情があるのではないか?思える場面でしたね。

そして、とうとうXデー、澤村の手術の日が来ました!この場面の映像表現って・・・もしかしたら、今生の別れ?を連想させるようでとても気になりますこのドラマも大詰めに入って来たので、結末がどう転ぶのか、目が離せませんね



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