『silent』8話ネタバレあらすじ感想「近づいたのに、すれ違ってしまう2人」

大人気ジャニーズ目黒蓮さん出演ドラマ『silent』が2022年10月からスタートしました。

完全オリジナル脚本による切なくも温かいラブストーリーを、今を時めく目黒蓮さんが演じるということで大注目の作品です。

12月1日(木)放送第8話のネタバレあらすじ感想についてまとめました。

ネタバレ『silent』8話「近づいたのに、すれ違ってしまう2人」

声を出さない理由

想(目黒蓮)は、声が出せるのに出さない理由を語り始めます。

1.自分には聞こえないので、誰にも届かない感じがして怖いこと

2.一度声にしてしまうと、その後も声を出さないと悪い気がすること

これらが想の障害となっているのです。手話ができるようになってきた紬(川口春奈)は「私は大丈夫」と想に伝えます。紬の答えに笑顔になった想は「もうちょっとまって・・・聞かせたいことがあるから」と伝えるのでした。

春尾と奈々の再会

春尾(風間俊介)と奈々(夏帆)は、手話教室の前で、再会を果たします。想と紬を発端に、手話教室のホームページをのぞいたら、春尾の顔があったのでした。だから奈々は来てみたのです。

想と紬2人のことを見ていたら、春尾のことを思い出した奈々。しかし、言葉に困った奈々は「また来る」とだけ伝え、帰ってしまいます。

2つのメッセージ

自分の部屋に戻った想のもとに母・律子(篠原涼子)から「次いつ帰って来る?」とのメッセージが届きます。想は複雑な思いでした。また、紬からもメッセージが。こちらには嬉しそうに返信する想。

すれ違う思い

翌日、想と紬はカフェで会い、楽しい2人の時間を過ごしていました。そのうち、映画を見に行く話になると、想は紬が自分に気を遣っているのではないか?という思いが浮かんでしまいます。だから「ごめんね」と伝えてしまいます。紬にはそんなつもりが全くないのに

直後には、紬のバイト先の後輩・田畑(佐藤新)がたまたま友達とともにやって来ます。紬は想と田畑、それぞれを紹介します。友達に「耳、聞こえないっぽい」と想のことを話す田畑。それを聞いた紬は、想に対して申し訳ないような表情をします。

カフェを出るとすぐに想は「ごめんね」と謝ります。紬を気遣うフレーズをいくつも投げかける想でしたが、紬本人は想が思っているようなことはなかったのです2人にすれ違いのような距離感が生まれてしまいます

一緒にいたいから

手話教室で紬は想とのことを春尾に話します。本心を言っているだけなのに、想に気を遣われ、どうしていいのかわからない状況の紬。「一緒にいたいからいるだけ、手話だって話したくて覚えただけ」と口にします。

紬の言葉に春尾も感慨深そうに同意します。かつての経験が春尾をそのようにさせたのです。

奈々との出会いが春尾を変える

奈々は自分の部屋で、とあるノートを見返していました。そこから回想シーンに入ります。それは春尾も奈々も大学生の頃でした。ボランティアの学生が奈々の横でアシストしていましたが、そっけなく作業をしているだけのものでした。春尾もそのボランティアに参加していたのです。

この活動は、春尾にとっては、就活に有利に働くこと、そして相手は耳が聞こえないため、コミュニケーションをあまりとらなくてすみ、気が楽であること、これらが目的だったのです。

そんなある日、春尾は奈々と出会ったのです。奈々の誠実さに春尾は心を開いていきます。そしてお互いのことをいろいろと話していくうちに、2人の距離は近づいていくのでした。

今までだったらやらなかったであろう「手話を覚える」という行動を春尾は始めます。奈々も春尾に快く手話を教えるのでした。

突然の別れ

役に立ちたいという思いに駆られた春尾は手話サークルを立ち上げようとします。ある日、春尾が仲間に手話を教えていると、奈々が偶然やって来ます。春尾は奈々を紹介するも、奈々は悲しそうな顔をし始め、とうとうその場を去って行ってしまいます。

春尾が追いかけ、去って行った理由を聞くと、「あの人たちは手話を覚えたいんじゃなくて、いい人と思われたいだけ」と奈々は突きつけます。そして奈々と春尾はお互いのことを傷つけるような言い合いになってしまいます

これで2人の間には壁ができ、お互いを避けるようになってしまったのです。

奈々の願い

手話教室にやって来た奈々は再び春尾と会います。手話に携わる仕事をしている春尾に、「夢かなえたね、おめでとう」と奈々は伝えるのでした。

そして、想と紬の話にもなります。奈々はこの2人にうまくいってほしいと願っていました。聞こえるか聞こえないかなんて関係ないと思いたいから。春尾も優しく同意します。

実家を訪れた紬

群馬の実家に帰って来た紬と光(板垣李光人)。母・和泉(森口瑤子)とテーブルを囲み、3人で食材の下準備をしながら話をしていました。和泉と紬は同じような経験をしていて、和泉の言葉に紬は自分自身を重ね合わせていました。

久々に実家に来たことを想に伝える紬。さらに、実家に最近帰った?と訊きます。全然帰っていない想ですが、のちに決断します。

一歩ずつ前に

母が洗濯物をたたんでいるところに紬がやって来ます。湊斗(鈴鹿央士)と別れたこと、そして想のことも話し出します。想の耳が聞こえないことも。

光に言われていたことを気にしていた紬でしたが、和泉は「お母さんがダメって言ったらだめなの?やめなさいって言ったらやめるの?」と言うのでした。紬はやめるなんて表情は見せません。「じゃあ、お母さん関係ないでしょ」と、和泉は紬と想とのことを認めてあげるのでした

一方、想のもとには萌(桜田ひより)が来ていました。母・律子がそろそろ顔を見たいと言っていたと伝えます。最近、想の周りが変わって来たことを律子が心配していると加えて伝えるのでした。心配されるのが嫌だから帰らないと伝える想でしたが・・・。

やっと紬の言葉を受け入れる

紬が東京に戻る日が来ました。和泉からはたくさんのお土産を渡されます。「言葉じゃ伝えきれないから、ものに託すの」との和泉の言葉が紬に響きます。

東京に光が戻って来ると、紬は一足先に戻っていて、和泉に渡された料理を整理していました。「俺、バイトだから、好きな人呼んで食べたら」とナイスアシストをする光。

紬は想を呼んで、食事を一緒にすることに。自分の母は相変わらずだったと伝える紬に、想は多少思いつめたような表情をします。紬は「私はいたくているだけ」と話し始め、きちんと伝えたいとずっと思っていたことを想に伝えます

すると、やっと想も紬の言葉を受け入れ、表情が穏やかになり、にっこりと笑うのでした

想の決意

想は、とうとう実家を訪れます。想の姿を見た律子は、想の前にやって来て、「お帰り」と手話で。想は「ただいま」と声を出します。律子は自宅に想を迎え入れるのでした。

感想『silent』8話「近づいたのに、すれ違ってしまう2人」

何だか、何人もの登場人物が主人公のような見応えのある放送回でした。紬と想だけではなく、奈々と春尾のストーリーも切なかったですね~♪

自分で思っていることと、相手が感じていることですれ違いが生じてくるシーンなどは、どうにもしようがなく苦しいです

それから、前回では、奈々と春尾の2人に何か過去がある雰囲気を感じましたが、これがしっかりと描かれていて、視聴者としては納得感がありました

いい雰囲気が続きましたが、亀裂が入った場面では、若干悲鳴がもれそうでした(照)。春尾のナレーション「言葉は通じるようになったのに、顔を見て話せるようになったのに、押し付けた善意で終わった」には、すきま風が心にビュービュー吹く寂しさ、悲しさを感じちゃいます。

ただ、今回の様子を見ると、奈々と春尾は復活するのかな?と思えますよね~うまくいって欲しい!

紬と想の方では、紬のずっと伝えたかったことを、その言葉通りに想が受け入れてくれたので、ホッとするようでした。直後の柔らかい、優しい想の笑顔がとっても良いですね♪

こうしたことも手伝って、長い間、帰っていなかった実家を訪れた想に、どんなことが待ち受けているのか?次回も気になります。



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