大人気ジャニーズ目黒蓮さん出演ドラマ『silent』が2022年10月からスタートしました。
完全オリジナル脚本による切なくも温かいラブストーリーを、今を時めく目黒蓮さんが演じるということで大注目の作品です。
11月3日(木)放送第5話のネタバレあらすじ感想についてまとめました。
Contents
ネタバレ『silent』5話「紬と湊斗の別れ、そして物語は第2章へ」
突然の別れに紬は・・・
高校時代、想(目黒蓮)と別れた紬(川口春奈)の弱みに付け込んで、彼女と付き合う形になったと湊斗(鈴鹿央士)は常々感じていました。そして別れを決断したのでした(第4話参照)。
「このまま紬と一緒にいたら優しくなれなくなる、紬にも想にも嫌われたくない」と苦しそうに伝える湊斗。紬は何も言えなくなって涙が頬を伝わります。
その後、一人でいる紬の隣で、高校時代からの親友・真子(藤間爽子)が寄り添います。紬は突然の別れ、しかもケンカをしたわけでもないし、お互い嫌いになったわけでもないので、気持ちの整理がつきませんでした。
翌日、紬は目覚め、いつものように朝がやって来ました。1人で朝食をとっていると、湊斗に電話します。まだ自分の荷物が湊斗のところに置いてあるので、行ってもいい?という話です。湊斗も少し複雑な心境ですがOKを出します。
誰のせいでもない
紬の弟・光(板垣李光人)と想の妹・萌(桜田ひより)が会っていました。光は、想のせいで湊斗と紬が別れたと思って、萌に話をしていたのです。
話し終わり、待っていた母・律子(篠原涼子)のもとに帰って来た萌は「(湊斗と紬が別れたのは)誰のせいでもないのに・・・」と。これに対して律子は「誰のせいでもないのが一番厄介なの」と返します。
一方、古賀先生(山崎樹範)のもとに、想は相談しに行きます。2人(紬と湊斗)が別れたのは自分のせいだと思っているのです。
想が心内を明かすと、古賀先生は、表面上冗談のように取れますが、結構真面目に想を諭すのでした。湊斗と紬にも事情があり、8年間も2人を見ていなかった想には分からないと。
2人の思い出が終わる
湊斗のもとに荷物を取りに紬がやって来ます。付き合い始めたころからの2人の歴史を話し出します。そのうち、紬は湊斗を好きになった瞬間を口にします。別れた2人ですが、朗らかに話が進みました。
気持ちの整理ができていない紬は「本当に別れるの?」と問うのでした。しかし湊斗はあっさりと「別れるよ」と。そんな湊斗でしたが、少し憂いのある表情をします。
全部荷物をまとめ、とうとう本当の別れの時がやって来ました。
無意識に名前が
手話教室では、春尾(風間俊介)に、絶望していること、片思いになったことを紬が話します。春尾は「湊斗くん?」と。湊斗の名前を口にしたことがないと思い、紬は驚きます。が、紬は無意識に名前がでちゃうことがある癖を伝えます。
春尾は「無意識に名前が出ちゃうくらい好きなんですね」と。「湊斗とは普通に話ができるのに、心は伝わらないものですね」と紬は寂しそうでした。
真子が伝える紬の姿
真子は湊斗に会いに来ていました。そして真子自身の視点から、紬のこれまでの姿を語ります。
想と一緒にいたときの紬はキラキラしていたこと、湊斗との3年間では穏やかだったこと、紬は真子と一緒にいるときに、ぽろっと、湊斗のことを口にすること、無意識に湊斗が基準になっていること。
真子には、(湊斗と付き合っていた)この3年の紬が幸せそうに見えたと伝えます。
心配する想は・・・
出勤する紬を待っていた想。湊斗と別れた件を謝ろうとします。紬はケンカとかではないので、大丈夫だと伝えますが、想は「どこかで話せないか?」と。「LINEしてくれればいい」と言う紬でしたが、想は顔を見て話したいのでした。
紬は、今は想の顔を見て話すのは辛いと正直に伝えます。仕事帰りに買い物している紬のスマホに想からのメッセージが。明日、例のカフェで待っているから、話せるようだったら来て欲しいとのこと。
好きだったよ
自宅に戻り、紬はハンバーグを作っていました。そんなところに湊斗から電話が来ます。湊斗の部屋にある紬の忘れ物を口実に話を始めます。そして2人のぎこちない話が続きます。会話が終わろうとするところで、紬はとうとう核心に触れます。
「湊斗は面白みもなく、刺激もない感じだった、でも、家族みたいだった」と。さらに「それが、居心地が良かった」と紬は伝えます。「好きだったよ、この3年間ずっと好きだった人だよ」と過去形で語る紬。
本当は、少し話したかっただけの湊斗。最後に想に関する他愛もない情報を話し、頑張ってと伝え、電話が終わります。湊斗は紬が電話を切るまで待ち、切った後に眠りに入ります。
物語は第2章へ
紬は吹っ切れたように前を向き、また新しい1日が始まります。そして意を決して、想の待つカフェにやって来ます。来ないと思っていた想は少々びっくり。
そんな紬に想は、自分の思いを言葉にしてつづったスケッチブックを見せます。想が思っていることを言葉にしてくれて、紬は嬉しく感じます。そんな2人に穏やかな陽がさすのでした。
感想『silent』5話「紬と湊斗の別れ、そして物語は第2章へ」
なんだか第1章、湊斗と紬のドラマが終わったような喪失感がありましたね。湊斗は、このまま紬と一緒にいたら優しくなれなくなるとか、紬にも想にも嫌われたくないと言っていましたが、「絶対そんなことない!」って言ってあげたい感じ。
紬は、本当に今は湊斗のことが好きなのに、湊斗自身がうしろめたさを感じて、自滅して行ってしまうような展開も、心に隙間風が入り込むような寂しさがあり、「そんなことない!考え直して!」って言ってあげたい気持ちでいっぱいでした。
そんな湊斗が優しすぎて、またこれがせつない。湊斗には幸せになって欲しいなぁ。
湊斗に突然の別れを伝えられた紬の整理できないような気持も目に留まります。最初のうちは、心の整理ができずにいましたが、徐々に現実を受け入れて、最後には前を向いて歩いていく様子にはちょっとばかり明るさを感じました。
そして、意を決して紬が想に会いに行くと、想が自分の気持ちを言葉にしていて、うれしそうにほほ笑む紬の様子を目にすると、紬と想が主体となる第2章が始まるんだなぁ~と、しみじみ思いました。
これからも障壁の発生が予想されますが、彼らを応援したいですね♪それから湊斗が2人にどのようにかかわっていくのか?注目したいと思います。