『どうする家康』8話ネタバレあらすじ感想「裏切り者、空誓の参謀は誰?」

 

国民的大人気グループ「嵐」の1人・松本潤さん主演の大河ドラマ『どうする家康』が2023年1月からスタートしました。

 

主人公の家康を、演技に定評のある松本潤さんが演じると言うことで大注目の作品です。

 

2月26日(日)放送第8話のネタバレあらすじ感想についてまとめました。

 

『どうする家康』7話ネタバレあらすじ感想「家康VS空誓!一向一揆の勃発」

 

ネタバレ『どうする家康』8話「裏切り者、空誓の参謀は誰?」

 

三河の平定は家康の肩に

 

「三河を平定してもらわなければ困る」と織田信長(岡田准一)に言われた松平家康(松本潤)。三河を揺るがしかねないこと、そして自分の命に従わないことから家康は、敵視する一向宗の本證寺に兵を差し向けます。しかし、返り討ちにあい、家康軍の兵が斬られてしまいます。

 

家康のもとを去る者たち

 

本證寺では、人を斬ってしまったことを悔いる民衆。ですが、悪いのは家康の方で、自分たちの暮らしを守ると、住職・空誓(市川右團次)を中心として、VS家康軍に士気を挙げるのでした。

 

さらに、新たに一向宗の二つの寺も本證寺に加勢。大きな勢力となって行きます。このことを知った、家康の家臣たちは、勝手に本證寺進軍を決めてしまった家康を問い詰めます。

 

本證寺を悪だと思っていない瀬名(有村架純)も、多くの家臣たちが本證寺側についたらどうしますか?と心配します。まもなく驚きの報告が入って来ます。家来や民衆の多くが本證寺に向かっていると。その中には以前、本證寺で会った渡辺半蔵守綱(木村昴)もいました。

 

全面戦争開始!

 

家康の家臣の一人、夏目広次(甲本雅裕)の家来の多くが一向宗徒でした。家康が一向宗の本證寺に戦をしかけるのは、心苦しく思っていました。なぜなら、必ず一向宗徒の家来と戦うことになってしまうからです。

 

本多忠真(波岡一喜)も寺側についた者がたくさんいると進言、瀬名も戦になることを良しとしていませんでした。その場に現れた本多正信(松山ケンイチ)も、家康は悪知恵ばかりで役に立たないと、追い出してしまいます。

 

さらに、家臣たちの多くが、寺に背いたら罰が当たるのではないかと不安に駆られます。そこに登場したのが榊原小平太(杉野遥亮)。彼はやる気満々で、自分に兵をつけてくれるようお願いします。

 

石川数正(松重豊)も、ここで本證寺をたたいておかないと、大変な事態になると感じていました。こうして家康と本證寺の全面戦争が始まります。

 

強行の家康、そのはざまで

 

家康軍が本證寺に突入すると、いきなり銃弾でお迎えされてしまいます。寺側について戦っている者たちは、戦を知らない子供や百姓が多かったのですが、家康軍は攻めあぐねて、一時退却。

 

岡崎城では、広次が寺側の立場に立って、家康に進言します。寺は不入の権を守りたいだけ、今まで通りに、何もなかったようにすることはできないでしょうか?と。

 

実は、本證寺で戦っている間、自分の家来と遭遇してしまい、戦うことになってしまったのです。そして彼の家来は広次が手にしている刀で、自分の首を斬り、自害したのです。

 

それゆえ、広次は本證寺に寛大に対処して欲しいとお願いしたのですが、数正はこれを許しませんでした。家康が殿である限り、家康の命令は絶対で、反対する者はみな成敗しなければならないと強気でした。

 

そんな中、家康は悩んでしまいます。空誓の言葉「苦しみを与える側と、救う側じゃ」について考えていました。

 

瀬名が現れると、先に約束を破った(不入の権を犯した)のは家康の方だと言われてしまう家康ですが、数正同様、自分に歯向かったものは罰すべしとの思いに駆られます。

 

家康の次の一手

 

本證寺では、空誓に良い軍師がついたようです。この軍師の姿は後に明らかになります。家康にとって代わろうとしている吉良義昭(矢島健一)と松平昌久(角田晃広)も本證寺についていました。

 

三河の国は泥沼の内戦状態に!岡崎城では、自分を裏切る家臣、民衆が理解できない家康は、服部半蔵(山田孝之)を呼び出し、あることを命じます。

 

水面下の戦い

 

一方、本證寺の空誓側も水面下で動きが!遊女のおふう(天翔愛)やおりん(天翔天音)を使い、小平太や本多忠勝(山田裕貴)に寝返る内容に文を渡していました。また、歩き巫女の千代(古川琴音)も広次の前に現れ、寝返るように伝えます。

 

しかし、広次は手紙を握りつぶし、拒否します。そんな広次にある言葉をかけます。彼女の言葉に自分の自害した家来を思い出してしまいます。とうとう広次は寝返りました。

 

広次の寝返りが家康の耳に届きます。岡崎城では、家康の家臣たちに、本證寺側につくようにとの文がひそかに渡されていたのです。数正は、次の手を打ちます。半蔵たち伊賀忍者を本證寺に潜入させ、空誓の暗殺するよう命令します。

 

最強?の軍師

 

本證寺に潜入した半蔵と女大鼠(松本まりか)。隠れつつ、空誓を暗殺する機会をうかがいます。まさに矢を引きこうとしたその時!空誓が「軍師殿」と言う人物が現れます。この軍師が本證寺側の戦略、戦術を考えているのです。

 

家康と一向宗の間で揺れる長吉

 

家康軍は劣勢なため、家康は自ら出陣することを決めます。その手引きをしたのが、土屋長吉重治(田村健太郎)でした。以前に本證寺に潜入した家康たちを手引きした者です。

 

実は彼も一向宗徒でした。寺の門を破り、戦が始まると、長吉は家屋の中に姿を消してしまいます。長吉は本證寺の手助けをしたのです。

 

直後、家康の兜に銃弾がヒット!あおむけに倒れている家康のもとに武器を持った民衆が集まって来ます。家康がまさに槍によって串刺しにされようとしている時、長吉が家康に覆いかぶさり、盾となって、槍に突き刺されます。

 

まだいる裏切り者

 

岡崎城にて家康が目を覚まします。家康は長吉のことが心配でした。彼のもとに行ってみると、虫の息となっていました。長吉は、家康を罠にかけたことを詫びます。家康は自分の盾となってくれて、命を助けてくれたことを涙ながらに感謝します。

 

すぐに息をひきとることになりますが、その前に家康に言い残した言葉がありました。「お気をつけなされ・・・裏切り者はまだいる」と。家康はこの長吉の言葉で、身近にいる家臣すら信用できなくなってしまいました。

 

家康は瀬名を奥の間に隠すと、そこに姿を現したのは半蔵。彼は空誓の暗殺に失敗したことを伝えます。さらに空誓には軍師がついていることも。そして、その軍師とは、本多正信だったのです。

 

『どうする家康』7話ネタバレあらすじ感想「家康VS空誓!一向一揆の勃発」

 

感想『どうする家康』8話「裏切り者、空誓の参謀は誰?」

 

何と言っても驚いたのは、ラストシーンです!本證寺にいる、百姓たちの寄せ集めのような一向宗徒たちが、いちおう戦のプロフェッショナルである家康軍を返り討ちにしてしまっていたので、空誓は戦略・戦術の才能があるのか?と思っていました。

 

しかし!実は彼には参謀(軍師)がいて、彼が戦の戦略・戦術をレクチャーしていたのだと分かったときには、この参謀って誰だ?と興味津々でした。

 

そして、とうとうこの参謀の顔が映し出された時には、「コイツかっ!」って思っちゃいました。また彼の顔の映し方が、私的にはとってもいいなぁ~って感じました。

 

また、印象に残ったシーンもいくつかあります。

 

本證寺に突入した家康軍、船頭になって手引きをした長吉の様子が変だなぁ、挙動不審だなぁと思っていましたが、やっぱりやりやがった(笑)。でも、最後には家康の盾となり、自分の命をなげうって家康を助ける場面は結構衝撃的です。

 

夏目広次の、家来との戦いのシーンもそうですね。彼の沈痛な表情、にじみ出る感情がグッと心に刺さります。

 

それから、家康が鉄砲で撃たれ、その弾が兜に当たった後、気を失っている間に見た夢?も。かつての主君・今川義元が言った言葉も印象的で、義元は人の上に立つものとして、素晴らしい人物だなぁと思えました。

 

『どうする家康』7話ネタバレあらすじ感想「家康VS空誓!一向一揆の勃発」

 



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