シャドーハウス第2期12話ネタバレ&感想「抗う者たち」

11話はマリーローズの回想で、シャドーと生き人形が同化することを知ったクリストファーが絶望のあまり自害していたという事実が明らかになりました。

大人になったクリストファーといつか再会するために、星付きの役割を全身全霊で全うしていたバーバラ。

マリーローズはそんな彼女に真実を告げることができず、2人の間に大きな隔たりができてしまったのでした。

そして大人たちの棟に引き渡されそうになったマリーローズとローズマリーは、屋敷の下の崖に身を投げることで、シャドーハウスの呪縛から解き放たれました。

この時、同期のバーバラは何を思ったのでしょうか?

いよいよ物語も終わりへと突き進みます。

シャドーハウス第2期11話ネタバレ&感想「2人の答え」

2022.09.17

ネタバレ|シャドーハウス第2期12話「抗う者たち」

マリーローズたちが身を投げたことで、その場にいた者たちは皆動揺し、星付きと大人の間で責任転嫁が始まります。

エドワードはマリーローズのことを隠蔽しようと、その場にいた子供たちに今起こったことを秘密にするよう言います。

エミリコとケイトが自室に戻ると、椅子にフードをかぶった人物が待っていました。

それは以前、マリーローズが変装していた『ローブ様』によく似ており、彼女が生きていたのかと思われました。

しかし、その声は男性のもので、今までマリーローズとケイト達が戦っていた様子を見ていたというのです。

この人物はケイト達を称えながらも、大人のシャドーと子供たちには大きな力の差があり、今のままでは歯が立たないことを指摘します。

ケイトはこの『ローブ様』が、クリストファーの生き人形だったアンソニーであると見破ります。

実はマリーローズの身投げの計画を聞いていたケイトは、あらかじめ下に空気を含んだ亡霊を設置させて2人が無事生還できるように指示し、その後の食料などはアンソニーが手配していたのでした。

アンソニーはケイトのリーダーとしての素質を買い、自分の生徒になれば館に抵抗できると言い残し去っていきます。

次の朝、エミリコは外の世界の景色の夢を見ました。

それはシャドーハウスに連れてこられる前の記憶であり、自分が過去がある人間だったのだと実感します。

生き人形は余計なことを考えないために多くの仕事が与えられ、誰かがいなくなればまた別の人間が補充されます。

エミリコが生きづらさを感じる中で、ケイトは少しでも彼女の負担を減らすために自らの部屋を掃除していました。

自分を思いやる主人の姿に、感動するエミリコ。

2人は共に朝食を食べながら、エミリコが見た夢について話し合います。

こんなことなら何も考えることができなくなる、すす入りコーヒーを飲んでいればよかったと思ってしまったことを恥じるエミリコに、気持ちを察して慰めるケイト。

とても素敵な信頼関係が築けているのが分かりますね!

星付きの報告会により、エドワードが栄光の廊下の老朽化によってマリーローズたちが落ちたことにしたこと、それによってお呼ばれが延期が決定したことが分かりました。

また班長だったローズマリーが抜けたことで、班編成が変わりイザベルとミラベルがエミリコ達のいる10班に編入されました。

そして班長に選ばれたのはなんとケイトとエミリコだったのです。

ケイトはマリーローズの件でエドワードが星付きに責任をなすりつけることができないよう、バーバラに引き渡しの同意書を作るアドバイスをしたことで評価されたようです。

ケイト達はこれ以上珈琲の蓄積が多い星付きを詮索すると怪しまれることを考え、班を団結させることを決意します。

班長になった初日、早速生き人形のベルが掃除にこないというトラブルが発生します。

どうやらすす入りコーヒーの入った瓶を割ったことで、すす管掃除の罰を受け、双子の片割れだったもう一人のベルがいなくなったことが彼女のトラウマになっていました。

結局、ベルは逃げ帰ってしまいましたが、次の日エミリコはローズマリーがしてきたことを思い出し、立派に班長としてミアたちをまとめあげました。

そしてベルには手作りの人形と、手紙を贈って励まします。

星付きに呼び出されたエミリコは、ベルがいないまま班活動をしていることをバービーに問われます。

バーバラはケイトを認めているようですが、バービーはエミリコをまだ班長としては認めておらず、エミリコを蹴り倒しました。

ベルが処分の対象になるのではないかというバーバラの質問に、エミリコはベルが今2人のシャドーの顔として振る舞い、2部屋の掃除をしているため、他には手が回らないことなどを挙げ、処分の対象にさせることを拒否します。

一方、ケイトもまたローズマリーの持っていた一輪の薔薇を手にし、シャドーハウスに対抗する意志をさらに強く固めたようです。

感想|シャドーハウス第2期12話「抗う者たち」

今回も見所が満載の内容となっていましたね!

実はケイトがマリーローズの身投げ計画に関わっていたことや、アンソニーも手助けをしていたことには驚きました。

これでマリーローズとローズマリーが生きていることは確定になりそうですね!

逃げた2人によって屋敷の外からのシャドーハウスへの抵抗勢力が増えるのではないかと、今から本誌の今後の展開がどうなるか気になります。

また、エミリコがベルをかばうためにバーバラに立ち向かう姿には、感動し目頭が熱くなりました。

当初は出来が悪い生き人形として扱われていたエミリコが、ケイトと共に様々な障害を乗り越えこんなにも成長してきたんだなと思うと感慨深いです。

いなくなったラムとローズマリーの姿が一瞬出てくる演出もグッときました。

そしてEDのあとにローズマリーが持っていた薔薇を手にするケイト。

ローズマリーの意志を継いだように感じられました。

何も知らない子供のシャドーたちと、同化という形で死を迎えるために連れてこられた生き人形たち。

彼らを解放するためには、味方として仲間にする必要があります。

ケイトはクリストファーと会うために一番シャドーハウスに固執しているバーバラとバービーをいつか仲間にすることはできるのでしょうか?

いよいよ最終回でしたが、これは3期を期待できる終わり方だったなと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

シャドーハウス第2期11話ネタバレ&感想「2人の答え」

2022.09.17



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