9話ではシャドー家の人々の目的は、生き人形と一体化することだと分かりました。
お呼ばれされると、シャドーと生き人形は完成の箱に入り、シャドーの作り出す繭の中で1週間から2週間閉じこもります。
前回、エドワードによって繭を開かれた一対は、一体化に失敗し無残な死体となって発見されていました。
一方、ケイトたちは自分たちが出したすすによって生み出されてしまった、マリーローズの巨大なこびりつきに追われています。
館の中ではまだエミリコとショーンがすす病に苦しんでいるはずですが、大丈夫なのでしょうか?
ネタバレ|シャドーハウス第2期10話「仲間の価値」
もう一度館の傍まで戻ることにしたケイトたちでしたが、亡霊ではなく小さなこびりつきたちが再び追ってきました。
ケイトは館に置いてきたエミリコたちのことも心配しますが、ジョンはエミリコたちは大丈夫だろうと答えます。
マリーローズが生き人形にこびりつきを侵入させるだろうとふんでいたケイトは、エミリコたちに口一杯の水を含ませることで防いでいました。
さらにすす病になったようにケイトの能力で目にすすを飛ばして、さも罹っているように見せたのです。
当の本人たちは目のすすのあまりの痛さに悶絶していました。
目を水で洗い流し、冷静になったところで2人はすす病が重症化しないよう、マリーローズがあえて自分たちに少ないこびりつきを飛ばしたのではかと推測します。
マリーローズの優しさに、エミリコは今後彼女たちが引き渡されたあとの処分を憂います。
一方、すす能力を使ったことでかなり体力消耗していたジョン。
ケイトはエミリコに渡されていたパンを取り出し、体力をつけるためにジョンと一緒に分け合います。
ジョンはケイトからの初プレゼントに有頂天です。
思わず食べずに一生取っておこうとしますが、ケイトにつっこまれました。
体力は取り戻したもののこびりつきはまだ追ってきており、ジョンは水路へたたき落そうとしますが、密度が高いため硬度が強く手ごわいようです。
ケイトは作戦を練っているうちに不安になり、頭からすすを出してしまいます。
が、ジョンに冷静になるように頭を冷やせと言われ、ある作戦を思いついたようです。
水路に飛び込んだ2人。
これで水の苦手なこびりつきは手出ししてきませんが、館に向かうには一旦階段を出なければならず、そこではこびりつきが待ち構えているでしょう。
大声を出せば星付きが気付くだろうというジョン。
そもそもこのことは星付きに濡れ衣を着せられたことから始まったと憤るケイトは、星付きに助けを求めることを拒否します。
水路の分岐は菜園、館、噴水の庭になっていました。
マリーローズに最高のタイミングでジョンパンチを打てば勝利すると感じ、ケイトは彼女たちのいる噴水の庭を目指します。
その頃、エミリコとショーンが主人たちの姿を探していると、ケイトが水路の傍に置いていたパンを発見します。
エミリコは水路に入ったと判断し、ジョンは水路の先の分岐は3つあり、ケイトたちがどこへ向かったか分かれば地上から追いつけそうだと言います。
エミリコはケイトの服が濡れて風邪をひいてないか心配しているようです。
ケイトは階段の上にこびりつきの注意を引き、ジョンと順番に噴水へと向かいます。
ジョンがこびりつきにジョンパンチを放とうとした時、突如亡霊が姿を現わしてケイトとジョンを拘束してしまいました。
マリーローズたちも合流し絶体絶命になった2人でしたが、なぜかジョンがもう一人後ろから飛び出してきて最後の切り札であるジョンパンチを亡霊にお見舞いしました。
そう、亡霊に捕まっていたのはエミリコとショーンで、体にすすを塗り服を交換し、入れ替わっていたのです。
ショーンは館に戻ろうとしていたようですが、エミリコはケイトが星付きに助けを求めないと推測し、噴水の庭へ追いかけたのでした。
ケイトはエミリコたちの演技を賞賛し、エミリコは祝杯として持っていたパンを4つではなく、6つに分け合います。
それは体力を消耗したマリーローズとローズマリーの分でした。
ケイトはこのままマリーローズたちを引き渡していいのか迷います。
しかしマリーローズは完敗を認め、今まで自分たちが生き人形を操って罪をかぶせたり、すす病にさせたことは許されないと自分の罪を認めました。
その朝、彼女たちは星付きたちに引き渡されたのでした。
感想|シャドーハウス第2期10話「仲間の価値」
今回はケイトに初めて贈り物(パン)をもらって喜ぶショーンが可愛かったです!
そしてマリーローズが飛ばしたこびりつきを取り込んだと思われたエミリコとショーンでしたが、まさか演技だったとは・・・!
予想していたケイトはさすがですが、目を黒くするためにすすを入れていたため、目が痛いと見悶えている2人が可哀想でしたね。
ケイトとエミリコ、ショーンとジョンが服を交換してマリーローズの目を欺き、ジョンパンチでマリーローズたちを捕らえることができました!
服を取り替えたことで、ケイトとジョンがもし一体化したら・・・?という姿も見ることができてよかったです。
エミリコもショーンも貴族の格好がよく似合っていました!
さて今回の勝利は4人の協力があってこそでした。
これが今回の題名である『仲間の価値』の意味だったのですね。
マリーローズとローズマリーは自分たちにはいなかった仲間の大切さを実感していたようです。
自分たちがお呼ばれされないための時間稼ぎとして多くの人々を犠牲にしてしまった彼女たち。
大人しく星付きに引き渡されてしまいましたが、次回の題名にある『2人の答え』とは一体どのようなものなのでしょうか?
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!