『初恋の悪魔』1話ネタバレ&あらすじ「クセ強4人が解く事件の真相とは」

遂に始まった土曜ドラマ「初恋の悪魔」。人気脚本家・坂本裕二さんのオリジナル脚本ということで注目を集めています。

2022年7月16日放送のあらすじネタバレ&感想をまとめました。

『初恋の悪魔』2話ネタバレ&あらすじ「馬淵悠日の現実逃避が痛い」

2022.07.24

ネタバレ|初恋の悪魔1話「クセ強4人が解く事件の真相とは」

怪しい隣人とそれを監視する男

部屋の中で、シャーマンのような異常な姿で踊る男(森園真澄)、それを向かいの部屋からこっそりと覗いている鹿浜鈴之介。後々にこの2人には何かありそうな雰囲気でした。

 

事件の発生!

境川警察署・総務課に事件の一報が入って来ます。病棟で長期療養中の少年・野田新が飛び降り自殺というものでした。備品を持って、総務課の職員、いわば警察の中の事務員・馬淵悠日が事件現場にやって来ます。

 

雪松の驚きの言葉

現場から総務課に戻った馬淵は、事の成り行きを職員に伝えます。それはまるで捜査権を持つ刑事のようでした。そんな中、雪松鳴人がやって来て馬淵を呼び出し、現在停職処分中の鹿浜のことについて話し出します。

そして雪松が馬淵に漏らしたのは、馬淵の兄・朝陽が殉職ではなく、殺されたのではないかということでした。雪松はさらに怪しいと思っている人物の名前を口にします。そして馬淵に、その人物についているようにと要請します。

 

いざ、例の人物のもとへ

馬淵が雪松の要請を受け、その人物のもとへ行きます。するとドアがいきなり空いて、鹿浜は馬淵を中に引きずり込みます。アンケートという名目で様子を伺う馬淵、そんな彼のことを知ってか知らずか、犯罪について鹿浜は語りだします。

しかも、猟奇的な事件を嬉々として話し続けるのでした。猟奇的な殺人事件を求めているのに、日本ではそのような事件が起こらないと嘆いている鹿浜でしたが、隣人の森園のことを話します。どんな殺人事件を起こすのか楽しみにしている様子でした。

 

会計課の職員・小鳥琉夏のターン

病院での事件について会議を始める刑事たちのところに行き、清算書を見せる小鳥ですが、透明人間のような扱いでした。立ち尽くす小鳥、会議は彼の所在に関係なく進んで行きます。そんな中、刑事課の新人刑事・服部渚が動画を先輩たちに見せます。亡くなった少年の動画でした。

服部はとても気にしていますが、先輩刑事たちは取り合ってもくれませんでした。さらに面倒くさい仕事は全て服部に押し付けている様子でした。小鳥のところに生産のことで行く服部、その時に彼女が話しかけてくれたことで小鳥は「キュンです」となります。

馬淵のところに小鳥がやって来て、服部との時間を「幸福な3分間」と表現します。そして、病院の転落事件で、服部に手柄を立てさせてやりたいと思うのでした。

新たな登場人物

馬淵がとある店舗で備品を購入して行きますが、店のセンサーに引っかかってしまいます。万引きとされてしまい、生活安全課の刑事が話を聞くことになります。この刑事こそが主要人物の一人、摘木星砂でした。

 

メンバーが3人になり推理が始まる

署に戻って来た馬淵は、部屋の電気をつけるとそこには小鳥が笑顔で座っていました。そして2人で病院に行くことに。事件解決は、自分には無理だと言いますが、彼には適任者の心当たりがありました。そう、鹿浜です!

2人は鹿浜のところに行き、病院の事件について話します。鹿浜に刺さったこの事件、喜んで引き受けることになります。馬淵が事件の経緯を話します。そして小鳥は推理をしだします。鹿浜は小鳥の推理にダメ出し。鹿浜はとある人物を犯人だと言い出します。

この人物の写真を見て、こじつけのような推理をし始める鹿浜でした。そんな鹿浜の様子を目にした小鳥は、結構な内容の言葉を鹿浜に投げつけます。しかも、冷静に。そして鹿浜も、小鳥が言ったように、自分はそんな属性があるのかと気づくようでした。

 

捜査開始!

捜査会議に服部が駆けつけて来ます。被疑者が証言者を手術することになると言う服部、しかし彼女の言うことを先輩刑事たちは1ミリたりとも取りあいませんでした。服部は涙ながらに訴えますが、刑事たちは病気を苦にしての自殺で片づけてしまいます。

このやりとりを目にしていた小鳥と馬淵、小鳥は「僕たちで捜査する」と言い出します。捜査権のない者たちが事件解決に動き出しました。

 

資料室に潜入した2人の前に現れたのは

こっそりと資料室に入って来た小鳥と馬淵。そこには、やはりこっそりと侵入していた先客が居ました。摘木です!彼女も病院の事件を個人的に捜査していたのでした。そして3人一緒に捜査をすることになります。

 

アシストする人物の出現

カルテのコピーを元監察医の開業医・小洗杏月のところに持っていき、所見を聞きます。すると、転落死した少年・新は、病状が深刻で、夜を儚んで死ぬどころか、良くなっていたのだと分かります。そして3人は事件現場へ急行。署に戻ると事件現場の模型作りに励みます。

事件の真相は?

鹿浜のところにやって来る3人。彼の部屋の中で、事件現場の模型を組み立てます。捜査権はないが真実を究明したいとの思いでした。加害者を追求しない、加害者を裁かないというルールを設けます。

そして4人で真実の究明に取り掛かります。馬淵がまず考察を話し始めます。しかし、却下。次は小鳥、そして却下。次は鹿浜、彼の途中までの考察に乗っかる摘木。途中までは非常に良いのですが、詰めが甘く、摘木が後半部分を詰めます。そこから事件の真相に辿り着いた4人でした。

 

事件の解決

病院のベンチで目覚める服部の手のひらにメモが握らされていました。それに気づいた服部は、先輩刑事の口木知基に手渡します。そして2人は真犯人の前に。事件解決後、会議室でみんなに褒められる口木、自分の手柄にしてしまったようです。こっそり部屋を覗いていた3人(馬淵、小鳥、摘木)は忌々しく思うも、事件解決でスッキリのグータッチ。

 

馬淵の兄・朝陽を殺したのは

雪松が馬淵を呼び出します。鹿浜は、怪しいところしかないが、悪い人だと思えないと報告する馬淵でした。鹿浜じゃなかったら、誰がやったのか?と雪松は独り言ちます。すると、雪松はこともあろうに馬淵が兄を殺したんじゃないかと問い詰めます。自分ではないならそれを証明しろと言われる始末でした。

 

まるでコメディー

摘木に対して胸が高鳴っていると言う鹿浜。「恋だ」という馬淵の言うことも聞かず、自分は摘木を殺したい衝動に駆られているのかもしれないと言い出す馬淵でした。この噛み合わなさがコメディーの様相を呈していました。

 

もしかして、摘木は二重人格?

忘れ物を取りに行って「私がこれを?」と言う摘木。すると担当の者が「君が買ったんでしょ」と訊き返します。すると摘木は引き下がり「はい、私が買いました」と。この様子にピンとくる人も多かったと思います。二重人格なのかも?と。

感想|初恋の悪魔1話「クセ強4人が解く事件の真相とは」

事件を解決に導く、捜査権がなく、クセの強い4人はなかなか印象的です。境川警察署・総務課の職員・馬淵悠日は、とても人が良さそう、会計課の職員・小鳥琉夏は、透明人間のようで、他の人に存在を意識してもらえない、現在停職処分を受けている刑事・鹿浜鈴之介、特にこの鹿浜の猟奇的殺人事件マニアっぷりには舌を巻きます。

また、何かと分析力、洞察力、もう一つ付け加えるなら妄想力があるにも関わらず、自分のことはよく分かっていないキャラクターは面白いと思います。そして4人目のメンバー、生活安全課の刑事・摘木星砂の刑事らしからぬ服装はインパクトが大きいです。

また、視聴者の多くがハッとしたと思いますが、終盤では彼女が二重人格なのかも?と思わせるシーンがあり、目を惹かれました。彼女には注目だと思いました。このような4人がそれぞれの思惑を持ち、解明に取り組んだ、長期療養中の少年の飛び降り事件、途中では二転三転する様子が興味深かったです。

それから問題児の様相を呈している鹿浜が監視している隣人・森園真澄の奇行や彼の本来の姿は何なのかと思わずにはいられませんでした。それから、雪松鳴人が馬淵に伝えた、馬淵の兄・朝陽が殺されたとの話も気になります。今後、これらの謎が徐々に明かされて行くでしょうが、注目の点ですね。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です