『初恋の悪魔』5話ネタバレ&あらすじ「徐々に明らかになる関係者の経歴」

遂に始まった土曜ドラマ『初恋の悪魔』。人気脚本家・坂本裕二さんのオリジナル脚本ということで注目を集めています。

2022年8月13日(土)放送の第5話、あらすじネタバレ&感想をまとめました。

『初恋の悪魔』4話ネタバレ&あらすじ「同時進行する事件と深まる謎」

2022.08.07

ネタバレ|『初恋の悪魔』5話「徐々に明らかになる関係者の経歴」

鈴之介を森園が!

鹿浜鈴之介が住んでいる家の開かずの扉を開けると、そこは地下室に続いていました。自分のことを観察していた理由を問う森園真澄。そして鈴之介も同様に森園に問うのでした。踊りの件、妻や複数の女性の件を鈴之介は森園に問い詰めます。小説家はそういうものだと突き放す森園でした。

そして地下室へと入って行く2人。誰かが監禁されていた跡が認められました。壁には顔のような模様が!すると鈴之介は森園によって閉じ込められてしまうのでした。

 

雪松の容体は?

馬淵悠日は摘木星砂をかばったことで、雪松鳴人を階段から落とすことになってしまいました。しかし、翌日、悠日のもとで朝食をとる2人。雪松にお詫びする悠日。雪松の方も、星砂を驚かせてしまったので謝っていてくれと言うのでした。

 

雪松は信用できるのか?

夜、悠日の部屋で、星砂と悠日が話を始めます。署長の雪松に頼めばロック解除できるかもと悠日は口にします。雪松は常々、悠日のことを気にしていて、気に入っていると言い続けていて、悠日も雪松を信用しているのでした。

しかし、好きだからと言って近寄って来る奴が一番危ないと星砂は警告します。それでも、悠日は信用していると引きませんでした。星砂はもう一人の自分に自信が持てないと吐露するのでした。

森園が語る、新たなる事実

監禁されている鈴之介のもとに再び現れる森園。ここ(監禁部屋)で何をしていたのかと森園は尋ねます。そして、中学生殺害事件のことを話し出します。

携帯電話の発信記録からこの場所(鈴之介宅)の近くだと分かるものの、結局は行方不明となった中学生は遺体となって発見されたことを明かします。そして、犯人とされたホームレスで、彼は刑務所。

世間では一件落着となっているようですが、森園は真犯人がまだ野放しになっていると考えていました。ここが鈴之介の家だと突きつける森園に対して、自分の家だが自分の家じゃないと鈴之介は反論するのでした。

 

鈴之介の心の傷

鈴之介は監禁部屋で1人ウトウトとすると、小学校のときの回想が。クラスメイトたちと先生が、鈴之介のカウンセリングと称して議論を活発にしています。当の本人の鈴之介は置いてけぼりの状態でした。

 

鈴之介と連絡が取れず・・・

警察署では鈴之介と連絡が取れないことが話題に上ります。服部渚は小鳥琉夏に、いつも事件解決に導いてくれる手紙の件、この手紙は鈴之介の仕業ではないかと言い出します。この言葉に、渚のことが好きな琉夏は、手紙を渚の机の上に置いているのは自分だとも言えず、気持ちが凹みます。

そんな琉夏は悠日のもとに。鈴之介のことを悪く言い、愚痴る琉夏。悠日はその逆でした。すると自分の嫉妬心を何とかしてくれと琉夏はモヤモヤします。渚が心配していることで、自分を鈴之介のところに連れて行ってくれないかと琉夏は言い出すのでした。

そして悠日と琉夏は鈴之介宅に訪れます。しかし、地下室に閉じ込められている鈴之介の声は届きません。仕方なく鈴之介宅を後にする2人。帰り際には森園とすれ違い、森園に失礼なことをさらりと言う琉夏でしたが、そのまま分かれます。

鈴之介宅の持ち主とは?

夢の中で、小学生の鈴之介に今の鈴之介がアドバイス。鈴之介が目覚めると、そこに森園がやって来ました。琉夏と悠日に出会ったことで、鈴之介が刑事だと森園は分かりました。鈴之介はこの家をもらったこと、前の持ち主である老女・椿静枝について語り始めます。

出会った時のことから2人での生活、生まれて初めて人に受け入れられ、嬉しさを感じていたことを鈴之介は話すのでした。しかし、ある日、椿は突然亡くなってしまいます。鈴之介は大きなショックを受けます。これを聞いた森園は上手く作った話だと取り合いませんでした。

 

星砂がとあるアイテムを発見

警察署では渚が、鈴之介と連絡が取れないと琉夏にぼやきます。もやもやする琉夏。悠日を連れて鈴之介宅をまた訪れます。ドアが開いていたことで中に入る2人、事前連絡していた星砂も来ました。

向かいの森園家では3人の女性が慌ただしくしていました。星砂は鈴之介宅でボードテーブルの中にモニターを発見します。

 

天川メモ

一方、鈴之介と森園は、監禁部屋で写真とメモを見つけます。どうやらある男性(天川篤彦)が監禁されていた様子。そのメモに書かれている状況は、鈴之介が椿との出会いの時と同様でした。

しかし、天川は鈴之介と違い、監禁されるに至っていたのでした。鈴之介は、彼女はそんな人物ではないと否定しますが、森園は「あなたも狙われていたのでは?」と。

椿メモ

星砂たちはモニターとともにメモを見つけます。このメモは椿の書いた者でした。そこに書かれていた内容は、何と、椿が天川を監禁して、裁きを下すというものでした。裁きを下すと言う椿に対して、状況を説明して、自分の無実を訴える天川。椿は自分のルールで2人だけの裁判を執行します。

 

椿メモの真実

たまたま星砂はスイッチを押してしまいモニターが点き、隠しカメラ映像で鈴之介たちの様子を目にする3人(星砂、悠日、琉夏)。地下室にやって来ます。そして監禁部屋に入ります。5人で、いつものリビングルームに戻ります。

メモを読む星砂。旧境川中学校の外壁崩壊に巻き込まれ亡くなった娘と孫の仇を討とうとしていたのでした。そのため、この件に関わっていた市の職員の天川を監禁していたのでした。

天川は逃亡、その後も関係者の監禁を画策していましたが、鈴之介と出会い、話をしているうちに、自分の中にあった復讐心が消えたのでした。椿メモは改心した言葉で結ばれていました。

そして最後には鈴之介に礼の言葉が添えられていました。感動した鈴之介は、席を外して一人で隠れ、大号泣。

 

絆強まる4人

鈴之介への容疑が晴れ、森園は謝罪して帰ります。鈴之介は3人に対して柄にもなく「ありがとう」と伝えます。そして4人でカラオケに行くことに。4人の友情はさらに強固なものになるのでした。

過去の自分に寄り添う鈴之介、弱さを見せる星砂に寄り添う悠日

1人自宅で眠る鈴之介。現在の鈴之介は、小学生の鈴之介にアドバイス、そして優しく抱きしめます。一方、悠日は自分の部屋で目覚めると、星砂が外を見ていました。そして星砂は子供の頃の話を始めます。

最後には、大事な想い出は数字などでは残せない、身体全部で覚える、それが生きることだと思うと星砂は語るのでした。さらに、私に何があったとしても私のことを覚えていてと言う星砂。悠日は星砂を優しく抱きしめて、忘れるわけないと言うのでした。

 

雪松は信用できるのか?

鈴之介は復職することになり、警察署に現れます。悠日が駐車場にいる星砂のところに行くと、星砂は署長の雪松に呼ばれていたのでした。車で駆けつけた雪松は、2人に乗るように指示します。彼ら3人がやって来たのは、ベイプラザホテル。上柳という人物が出迎えます。

上柳は、朝陽が亡くなった時にバディを組んでいたのでした。朝陽が亡くなるまでのことを上柳は悠日たちに語ります。些細なミスが重なった殉職だと上柳は説明するのでした。

上柳がその場を去ると、雪松は、上柳が嘘をついているとも思えないし、朝陽がミスを犯すとは思えない、真実を知りたいと語るのでした。悠日も雪松と同感でした。雪松の態度を見た悠日は「申し訳ありません」と、兄・朝陽のスマホを差し出します。

雪松がパスコード解除をやってみようと受け取ろうとした瞬間、星砂が横取りして逃げ出します。追いかける悠日、しかし星砂は姿を消します。

 

やはり雪松には何か・・・

鈴之介は課長の尾白詠子から仕事を受けます。彼は素直に受け入れ、東京に行くことに。一方、雪松が悠日と一緒に自動車に乗っていると、森園が現れます。雪松に挨拶する森園は、かつて弁護士をしていたと言い出します。中学生殺害の弁護をしていた件を話すと、雪松の表情が歪みました。

 

もう一人の星砂の出現

東京で、星砂が2人の若者に絡まれているのを目にする鈴之介。助けに入りますが、星砂は鈴之介のことが分かりません。もう一人の星砂が現れている様子でした。

感想|『初恋の悪魔』5話「徐々に明らかになる関係者の経歴」

謎の包まれていた自称小説家の森園真澄の過去の経歴が明らかになるシーンには驚き、そして事件が徐々につながって来た感がありました。また、ラストシーンでは雪松の前に現れ、かつての身分を明かす森園に対して、雪松の苦虫を嚙み潰したような歪んだ顔が印象的で、雪松が怪しいと思わずにはいられないカットでした。

いきなり自分が住む家の地下に監禁部屋があり、森園に突然閉じ込められるとどうなるかと思いました。発見された、この部屋に監禁されていた天川篤彦のメモ、そして椿静枝のメモにより、鈴之介にこの家を譲った老女・椿の旧境川中学校の外壁崩壊事件のことが明らかになると、その内容に目が留まりました。

復讐にしか生きる意味を見出せなかった椿がたまたま鈴之介と出会い、彼と接することで復讐心が消えて行くという件は何だか心優しくなれるようでした。

監禁されたことから始まり、悠日、琉夏、星砂3人との絆を深めたことから、復職して仕事に前向きに取り組むようになる鈴之介は、一皮むけて成長したように感じます。

ラストシーンでは、東京で若者にからまれている星砂を偶然目にする鈴之介が彼女を助けると、そこにいたのは別人格の星砂のようで、彼女の行く末も非常に気になりました。と同時に、悠日&星砂人格1と鈴之介&星砂人格2との絡まりまくる三角関係?の勃発も期待したいところです。



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