『初恋の悪魔』6話ネタバレ&あらすじ「悩める二重人格星砂が事件に恋に大爆走」

遂に始まった土曜ドラマ『初恋の悪魔』。人気脚本家・坂本裕二さんのオリジナル脚本ということで注目を集めています。

2022年8月20日(土)放送の第6話、あらすじネタバレ&感想をまとめました。

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2022.08.14

ネタバレ|『初恋の悪魔』6話「悩める二重人格星砂が事件に恋に大爆走」

距離が近づく鈴之介ともう一人の星砂

偶然に東京で出会った鈴之介ともう一人の星砂(以後、星砂2)。星砂2は屋上に鈴之介を誘い、話をします。鈴之介はもとの星砂(以後、星砂1)のことを分かっていますが、星砂2は初めて出会ったことを伝えます。星砂2は、自分が寝泊まりしているネットカフェに鈴之介を招きます。

星砂1とはどんな関係なのか、鈴之介に問い詰める星砂2ですが、距離感をとるように言う人間関係苦手な鈴之介でした。実は私が片思いしているということは?と積極的な星砂に対して、鈴之介は過去の告白に纏わる酷い思い出を話します。

星砂は悪いヤツらに言い返せなかった思い出は残ると主張し、鈴之介をバカにしたヤツらをクソ呼ばわりします。その場を出て行く鈴之介でしたが、その後の星砂はもう1人の見えない人物「リサ」と乾杯をしていました。

琉夏が鈴之介を尾行?

星砂は、目が覚めると星砂1に戻っていました。警察署では昨日から星砂がいないことを悠日と琉夏が鈴之介に伝えます。鈴之介は、昨夜の星砂がいたネットカフェに行きますが、もぬけの殻でした。鈴之介がネットカフェから出て来ると琉夏が現れます。琉夏は鈴之介を尾行していたのでした。

琉夏も悪よのう(悪代官ふうに)

鈴之介宅で2人きりで話が始まります。琉夏は鈴之介が星砂を誘拐したと思っていたのでした。鈴之介は星砂のことを諦めきれないので、琉夏にアドバイスを求めます。すると琉夏は「別の人を好きになれ」と言うのでした。

実は琉夏も、渚が鈴之介を高く評価していることで、鈴之介が渚と上手く行くことを危惧しているのでした。

森園と鈴之介、琉夏がタッグに!

恋愛談義中の琉夏と鈴之介のもとに、森園がやって来ます。彼が過去に国選弁護士をしていたことを話し、2人に相談を持ち掛けます。5年前のある殺人事件に関してのものでした。当時高校生だった男の子の殺人事件の全容についてスライドを見せながら森園は話します。

これだけ証拠が出たら確定だという琉夏に対して、鈴之介は(捕まった人物は)犯人ではないと言い出します。森園は鈴之介と同様で、この事件に対して心残りだと思っていました。冤罪だと思っているのです。

その理由を語る森園、この事件の真犯人がした行動について鈴之介と琉夏に矢継ぎ早に問い出します。そして森園は鈴之介と琉夏に、真犯人を捕まえるために協力を願うのでした。

星砂の記憶のない過去にメスが入る

悠日が自宅に戻ると星砂がいました。星砂1は雪松から朝陽のスマホを奪って逃げた後の記憶が無くなっていました。星砂2が出現したことを意識しているも、星砂2を失くすことにも気が引けている星砂1でした。15歳の時から新しい人格が現れたと悠日に語り出します。

東京に逃げて来て、その時から記憶がないということが起こったと。すると悠日は星砂に、記憶が戻るかもしれないので東京に行こうと誘います。かつて星砂がいただろうと考えられる間庭製作所を悠日と星砂は訪れます。

するとそこの夫婦が星砂の顔を見るなり大喜び。そこの従業員の佐伯は星砂とは顔も合わせたくない様子でした。「私たちはずっと待っていた」と言う佐伯でしたが、星砂は謝るものの、記憶がないので戸惑います。

「リサに悪いと思わないのか?」「リサがいなかったら、あんた生きていないよ」との佐伯の言葉が追い打ちをかけました。

静かなる森園と雪松の腹の探り合い

森園は偶然、雪松と川沿いで出会います。2人が会った場所は、殺害された男子高校生の遺体があった場所なのでした。森園は忘れてしまったのかと問いますが、刑事ゆえ忘れるという雪松でした。

また姿を消してしまう

悠日の部屋での悠日と星砂。星砂はいろいろな人に迷惑をかけて来ただろうなと独り言ちます。悠日は、そんな星砂を元気づけるように言葉をかけて行きます。しかし、ちょっと悠日が目を離した隙に星砂が姿を消してしまいます。

星砂の人生に大きく影響した人物「リサ」

星砂2が鈴之介宅に現れます。鈴之介は星砂2を招き入れます。鈴之介は星砂1のことを話し始めますが、止めようとすると、星砂2は星砂1のことを教えてくれと言い出します。さらに鈴之介は星砂が二重人格であることを言い出します。すると星砂2はそうだとあっさりと認めます。

星砂2は、鈴之介の言うことに微笑み、彼に対して素敵な人だと言い出します。おどおどした鈴之介は、少し距離をとってから星砂同様のことを言って返します。キッチンで料理を始めようとする鈴之介のもとに星砂2がやって来て、一緒に料理をすることに。

料理中に星砂2は自分の身の上話を途中で話を止めますが、鈴之介は先を促します。すると星砂2はリサとの出会いを話し始めます。かつて生きて行くことすらどうにもならない状況に落ちた星砂の前に現れたのがリサでした。

リサは行く当てのない星砂をリサの自分の部屋に住まわせることにします。星砂と同じような境遇の者を集めて複数人で共同生活を始めたのでした。そのうちに近所の通報などもあり、1人2人と引き剥がされて行き、幸せな時期が終わって行ったのでした。

リサに大切なおカネを託され、逃げて行く途中に記憶が無くなってしまう星砂。記憶が戻ったのは7年後でした。そして知ったのです。リサは殺人犯にされていたのでした。そして星砂の前に現れたのが刑事の朝陽だったのでした。

星砂の身体に残る銃弾の跡

長い年月を経て、リサの前に現れる星砂。二人は抱き合います。星砂はリサとともに逃げる決意をしていました。逃げようとするリサに朝陽が発砲、その流れ弾が星砂に当たってしまいます。そして星砂はまた記憶を無くすのでした。

記憶が再度戻ったのは2年後。リサは刑務所で服役していました。星砂2は次に記憶が無くなるのはいつになるのかと不安を口にします。鈴之介は、もし君がまたいなくなったら、自分が引き継ぐと申し出、星砂2の不安を和らげます。

しかし、問題が!朝陽は星砂1の恋人・悠日の兄であると鈴之介は星砂2に伝えるのでした。

怒りの悠日、雪松署長と一触即発

警察署で雪松署長を悠日は訪れます。星砂のことを助けたい一心で、星砂は無関係だと進言する悠日でしたが、そんな悠日に一般企業に就職しないかと雪松は提案します。

悠日は、兄のスマホを手に入れるために自分に近づいたのでは?兄のスマホの中に署長のまずいデータがあるのでは?と食い下がります。周りの刑事に制止されるも、雪松が笑うと、頭に来て悠日は雪松を殴ってしまうのでした。

事件の真相に近づいて行くメンバー

鈴之介宅では森園と事件について話を進めています。事件のデータのファイルとともに事実を語る鈴之介。同じ事件が発生していると鈴之介は指摘するのでした。犯人として現在服役中の人物たちは誰かにハメられたという結論に、その場に現れた星砂2とともに達します。

まもなく鈴之介宅に琉夏と悠日もやって来ました。ここに星砂を目にして、よかったと悠日が星砂2に近づきます。すると星砂2が鈴之介のもとに。

また新しい殺人事件が!

外の世界では、新しい遺体が発見されます。これは森園と鈴之介がファイルで見ていた特徴を持っていました。

感想|『初恋の悪魔』6話「悩める二重人格星砂が事件に恋に大爆走」

見どころは大きく分けて2点です。一つは星砂と悠日、鈴之介との奇妙な恋愛感情です。星砂が二重人格であるがゆえにとても難しくかつデリケートな問題だと感じます。星砂1は悠日に好意、星砂2は鈴之介に好意を抱いていて、彼らの恋愛問題はどのように着地するのか、回収されるのか、先が読めず、今後も注目です。

そして、当然ですが連続殺人事件についてです。森園の身の上が分かったことから、鈴之介たちとタッグを組んで、事件解決に乗り出す展開で、いかに真犯人を紐解いていくのか気になります。

署長の雪松が怪しすぎる行動をしています。森園と偶然に出会った、高校生の遺体発見場所での様子、それから事件に首を突っ込んでいる悠日に警察勤務を辞め、一般企業を進める様子には怪しいと感じずにはいられません。今は黒幕のような様子を見せていますが、実はそうではないと言うことも多いので、目が離せません。

また、今回新登場となった「リサ」という星砂の命の恩人です。リサの件、そしてその後、悠日の兄・朝陽に繋がる話、さらに星砂の身体に残る銃弾の跡など、だんだん大きな事件の真相にいくつもの切り口が一つの真相に向かっているような展開が面白さを感じさせます。

『初恋の悪魔』5話ネタバレ&あらすじ「徐々に明らかになる関係者の経歴」

2022.08.14



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