大人気ジャニーズ山田涼介さん主演ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』が2022年10月からスタートしました。
連続殺人犯を父に持つ主人公がまさかの二重人格。そこから驚愕の事実が発覚するまさかの連続、どんでん返しストーリーが楽しめるミステリー作品です。
10月12日(水)放送第2話のネタバレ感想についてまとめました。
ネタバレ『親愛なる僕へ殺意をこめて』2話「半グレ・スカル殲滅計画」
逃げ場のないエイジは
エイジ(山田涼介)の目の前には、暴行されたナミ(川栄李奈)と拘束された男がいました。半グレ集団・スカルのリーダー・佐井(尾上松也)は、エイジにこの2人の拷問を任せます。エイジがどんな拷問を見せてくれるのかスカルメンバーがわきます。
もし、佐井の信用を失うとB一(エイジのもう一方の人格)の情報が聞き出せなくなってしまうのです。そのために男を拷問しようとするエイジにナミはすがりつきますが・・・。エイジはやっちまいました!男の傷ついた耳をバーナーで焼いたのです。
エイジとナミがバディに!?
アジトから解放されたエイジの前に現れたのはナミでした。恐れおののくエイジでしたが、ナミは男を医者に連れて行ったら助かった話をします。実は、エイジは拷問をしたように見せかけて、耳を焼いたことで止血したのでした。
ナミは葉子(浅川梨奈)から聞いていたエイジ(B一)と今目の前にいるエイジとが似ても似つかないため、怪訝に思います。そんな中、葉子との話を思い出します。葉子はエイジが売春クラブから救い出してくれると信じていたのでした。
エイジは自分が二重人格でもう1人の自分・B一のことを語ります。ナミは当然信じられませんでした。さらに目を見張る一言を!「葉子を殺した犯人を知っている」とナミは言い出したのです。
エイジの行動を見抜いていた佐井
佐井は部下に、エイジの拷問はどうだったかと尋ねます。すごい拷問だったという部下に対して、佐井は止血しただけと鋭い観察。エイジと葉子の関係を洗うように指示するのでした。
エイジとナミの次の一手
エイジのもとではナミが葉子と話した最後の日のことを話します。葉子はお客のところに行ったきり帰ってこなかったのでした。
佐井が管理している売春クラブ「アリス」の顧客リストや、葉子の勤務情報を知ることができれば、犯人にたどり着けるかもというナミ。しかし、バレたら確実に殺される状況です。
大学では京花が・・・
大学ではエイジがLLの息子ということが広まり、京花(門脇麦)も肩身が狭いようでした。そんな京花を隠し撮りする人物が・・・。
容疑者が見つかり、桃井たちが行った先は
警察の桃井(桜井ユキ)は浦島夫妻(遠藤憲一・阿南敦子)のもとを訪れます。浦島家を後にして、自動車に乗り込もうとする桃井。後輩の犬飼(岩男海史)が「新たな容疑者が見つかったようです」と伝えます。そして桃井たちは佐井のもとに行きます。
監視カメラ映像を根拠にして佐井を問い詰める桃井たち。しかし、佐井は動じませんでした。桃井は売春で署に引っ張ると言い出します。佐井と桃井のにらみ合い、そして佐井が笑い出します。
いざ、本丸へ!
佐井は警察に連行されます。するとナミからエイジに電話が入ります。佐井がいない今がチャンスだと!佐井のいない機に、顧客データなどを手に入れ、葉子殺害犯に近づこうという計画です。
そしてエイジは「アリス」に潜入します。その本丸、佐井の部屋に到着。ナミの電話による援護を受けて中に入ることができました。
一方、佐井は
警察では佐井の桃井と犬飼による取り調べが行われていました。そこに顔を出したのは管理官の猿渡(高嶋政宏)でした。佐井の売春クラブの顧客に上層部がいることから佐井は釈放となってしまいます。
エイジ、危機一髪!
佐井の部屋で、エイジはパソコンのパスワード解除に成功します。顧客リストのファイルがあるものの、顧客データが全くありませんでした。
焦るエイジに対して、電話で指示しているナミが目にしたのは署から戻ってきた佐井の姿!それを伝えられ、さらに焦るエイジ。勤務記録にもデータがないと判明します。危険なので逃げるよう指示するナミ。
エイジも逃げようとしますが、部屋の出口には佐井の部下がいました。別の脱出口を探すものの、逃げ道なし。ナミに助けを求めますが、ナミは「ごめん」とだけ言って電話を切ってしまいます。
刻一刻とエイジのもとに迫ってくる佐井。とうとう佐井がカギを開けようとしたその時、非常ベルが鳴ります。乱闘騒ぎが起きているとのこと。部屋を離れようとする佐井でしたが、カギを見て誰かが侵入したことを悟ります。
再度、カギを開け部屋の中に入る佐井と部下たち。鉄格子が破られていたので、外に逃げたと思った佐井は、部下に探すよう指示。エイジは鉄格子を破って外に逃げたと見せかけ、実はまだ部屋の中で、うまく彼らを撒いたのでした。
ナミと葉子の友情の始まり
何とか無事に脱出できたエイジはナミと会います。佐井のパソコンにデータがない謎が残っていました。
ナミがエイジに協力したのは葉子のため。ナミが東京に出てきたばかりのことから、佐井の魔の手に落ち、逃げられなくなってしまった自分を語ります。暗黒の中にいるナミに一筋の光るアドバイスをくれたのが葉子でした。
この時から2人はずっと一緒に生きてきたのです。シロツメクサのイヤリングを友情のあかしとしてナミにあげる葉子。このイヤリングはエイジ(B一)にもらったものだったのです。「二人で幸せになろうね」という葉子でしたが、惨殺されてしまいました。
佐井のもとに集まる情報
佐井の部下が浦島エイジと畑葉子との関係を調べてきました。メールメッセージに続き、「もうひとつ面白いものが」とスマホ写真を佐井に見せます。そこに写っていたのは京花でした!
新たなる人物の登場
殺人鬼LLに関するTV報道を見てエイジはスマホのパスワードを偶然に開けられました。中にあったメッセージに「白菱正人(佐野史郎)」という大学教授の名を発見。彼の娘・凛(工藤美桜)は、LLの被害者だったのです。
6,000万強奪はエイジの計画だった!
ナミは白菱を知らないながらも、この人物に殺されたと思っていました。エイジは白菱のもとを訪れます。すると白菱は「私たちはしばらく会わない約束だろう」と開口一番言うのでした。エイジは白菱が言っていることが分かりませんでした。
すると、白菱は、スカルからら6,000万円を奪った事実を語り出します。しかも、これはエイジ(B一)が計画したことだと伝えられます。エイジには全く身に覚えがなく、うろたえるばかりでした。
スカル壊滅計画の全容
白菱のところで、エイジとナミは話を聞くことになります。15年前に白菱の娘・凛は売春をしていました。そのためにLLのターゲットになってしまったと白菱は思っていました。だから、売春をさせていたやつを憎んで、その組織を調べた白菱。
そんな彼のもとにエイジ(B一)が協力を申し出てきたことになっていたのです。自分の手元にある3,000万を見せ、エイジ(B一)が計画していたことを白菱は話します。
スカルが6,000万を支払わなければ、暴力団によってつぶされることになる、スカルがつぶされれば葉子を救える、さらにそのほかの女の子たちも救える、これがエイジ(B一)の筋書きでした。
計画を実行したものの、佐井に計画がバレ、葉子が佐井に殺されたと白菱が言い出します。追い打ちをかけるように、葉子を殺す映像をエイジとナミに見せます。
佐井が動き出す
一方、佐井は京花のもとに現れます。どうなる京花?
感想『親愛なる僕へ殺意をこめて』2話「半グレ・スカル殲滅計画」
佐井に逃げ場をふさがれ、エイジが拷問に追いやられると、どんな行動をとるのか注目でした。それにしても拷問を装った止血で拘束されている男を救うとは!なかなかやりますなぁ。この一件でエイジとナミがバディのようになっていく展開は目を惹きます。
でも、思わず笑ってしまうシーンもありましたね。佐井が警察に連行されたことで、しばらく帰ってこないのでチャンスと思ったエイジとナミ。エイジが佐井の部屋に潜入するものの、思いのほか早く帰ってきてしまった佐井を目にしたナミが「ごめん」とだけ言って、エイジとの連絡を勝手に切ってしまう様子にはクスッと笑えました。
それから、野生の感?鋭さがひかる佐井でした。エイジが止血したと見抜いた鋭さ、誰かが部屋に入ったと気付く観察眼、この男は一筋縄ではいかなそうです。
最も気になったのは、今回初登場となった白菱のシーンでした。彼は「葉子を殺したのは佐井だ」と言って、その映像を見せますが、この映像を撮影したのは誰?って思っちゃいました。
白菱本人が撮影していたのなら、なぜ止めに入らなかったのか?誰かから送られてきた動画だったら、誰が白菱に送り付けたのか?この辺が気になりました。何かの伏線になっているんですかね?
また、B一が画策したという「半グレ集団スカル殲滅計画」は鮮やかですよね~。でも、あまりにもストレートすぎて何かウラがあるんじゃ?と勘ぐってしまうのは私だけでしょうか(笑)。